長期不在

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設備・水回り

閉栓について知っておくべきこと

閉栓とは、水道やガスといった、生活に欠かせない供給を止める作業のことを指します。蛇口をひねっても水が出ない、ガスこんろに火が付かない状態にすることを閉栓といいます。これは、住まいの引っ越しや建物の解体、または長期にわたる不在など、一定の期間水道やガスを使わない場合に必要な手続きです。 私たちが日々利用する水道やガスは、ライフラインと呼ばれ、生活に欠かせないものですが、使わない期間が一定以上ある場合には、安全の観点からも閉栓を行うことが重要です。閉栓を行うことで、思いがけない事故や困りごとを事前に防ぐことに繋がります。例えば、留守の間に水道管が破損した場合、閉栓されていなければ、室内が水浸しになり、家財道具に大きな損害が出てしまうかもしれません。また、ガス漏れによる火災の危険性も防ぐことができます。 閉栓の手続きは、水道局やガス会社に連絡をして行います。連絡の際には、閉栓を希望する日付や時間、住所、氏名、連絡先などを伝える必要があります。閉栓作業は、通常、水道局やガス会社の担当者が立ち会いのもと行われ、メーターのバルブを閉めることで供給を停止します。後日、再び水道やガスを使用する際には、開栓の手続きが必要となります。開栓も閉栓と同様に、水道局やガス会社に連絡し、開栓を希望する日時を伝え、立ち会いのもと作業を行います。 このように、閉栓は私たちの暮らしの安全を守る上で大切な役割を担っています。引っ越しや長期不在の際には、忘れずに閉栓の手続きを行いましょう。閉栓や開栓にかかる費用は、水道局やガス会社によって異なる場合があるので、事前に確認しておくことをお勧めします。閉栓を行うことで、安心して不在期間を過ごすことができ、不要な費用や災害の発生を防ぐことができるので、適切な対応を心がけましょう。