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元金据置ローン:賢い利用法
家や学びのために借り入れをする際、「元金据え置き」という返済方法を選ぶことができます。これは、一定の期間、借りたお金の元本は返さず、利子だけを支払うというものです。
例えば、家の購入資金を借り入れる際に、最初の数年を元金据え置き期間としましょう。この期間は、利子だけを毎月支払えばよく、元本は据え置かれたままです。子育てをしている世帯や、家を買う際に最初に必要なお金で負担が大きい方などにとっては、毎月の返済額を抑えられるという大きな利点があります。
しかし、元金据え置き期間中は、借入の元本は減りません。利子だけを支払っているので、元本はそのまま残っているのです。そのため、据え置き期間が終わると、毎月の返済額は増えてしまいます。据え置き期間中は楽になりますが、その後に増える返済額に備えて計画を立てることが大切です。
家を買う時のように大きな買い物では、最初の数年は何かと物入りです。家具や家電を買い揃えたり、引っ越し費用がかかったりすることもあります。このような時に、元金据え置きを利用すれば、初期の出費を抑えつつ、余裕を持って返済していくことができます。
ただし、据え置き期間が長ければ長いほど、支払う利子の総額は多くなります。また、据え置き期間が終わった後の返済負担が大きくなることも忘れてはいけません。元金据え置きを利用する際は、将来の返済計画をしっかり立て、無理のない範囲で利用するようにしましょう。