住宅購入

記事数:(2)

売買関連

住宅購入の諸費用を徹底解説

家を買うということは、人生の中でも大きな買い物です。物件の値段だけに気を取られがちですが、物件の値段以外にも様々な費用がかかります。これらの費用をまとめて諸費用と呼びます。家を買うために必要な全体の費用を正しく知るためには、諸費用についてきちんと理解することがとても大切です。諸費用は物件の値段の数パーセントにもなる場合があり、場合によっては数百万円単位になることもあるので、資金計画を立てる上でとても重要な要素です。 諸費用は大きく分けて、住宅ローンに関する費用、登記に関する費用、保険料、維持管理に必要な費用、引っ越し費用、その他費用などに分けられます。住宅ローンに関する費用には、例えば、銀行にお金を借りる際の手数料や保証料、印紙税などが含まれます。登記に関する費用は、所有権を自分の名前に移すための費用で、司法書士に支払う報酬などが含まれます。保険料には、火災保険や地震保険など、家を守るための保険の費用が含まれます。維持管理に必要な費用は、固定資産税や都市計画税など、毎年かかる税金や、共益費、修繕積立金など、マンションなどで毎月支払う費用が含まれます。引っ越し費用は、荷物を運ぶ費用や、新しい家に必要な家具や家電製品などを買う費用です。その他費用には、不動産会社に支払う仲介手数料などが含まれます。 これらの諸費用は、新築住宅の場合と中古住宅の場合で異なり、また、住宅ローンの種類や借り入れ金額、物件の所在地、建物の種類などによっても金額が変わってきます。そのため、事前にしっかりと見積もりを取り、余裕を持った資金計画を立てることが重要です。住宅ローンを組む金融機関や不動産会社に相談することで、具体的な諸費用の見積もりを出してもらうことができます。また、インターネット上にも様々な情報源がありますので、活用してみるのも良いでしょう。しっかりと準備しておけば、安心して家を買うことができます。
売買関連

ディンクスというライフスタイル

共働きで子供を持たない夫婦の暮らし方を指す言葉に、『ディンクス』があります。これは、『Double Income No Kids』(夫婦二人で収入があり、子供はいない)または『Dual Income No Kids』(同じく夫婦二人で収入があり、子供はいない)のそれぞれの頭文字を取った、『DINKs』の英語読みです。 ディンクス世帯の特徴として、子育てをしている世帯と比べて使えるお金に余裕があることがよく挙げられます。子供にかかる教育費や養育費がかからない分、趣味や旅行、自己投資などにお金を使うことができます。また、夫婦二人だけなので、時間の自由度も高く、自分たちのペースで生活を楽しむことができます。 このディンクスという言葉は、1980年代後半にアメリカで生まれたと言われ、その後、日本にも広まりました。日本では、近年、少子高齢化が進み、さらに女性の社会進出も進んでいます。こうした社会の変化を背景に、ディンクスという生き方を選ぶ夫婦が増えてきています。 ディンクスという言葉は、単に夫婦二人の暮らし方のことだけを指すのではありません。現代社会の少子高齢化や女性の活躍といった社会現象を表す言葉としても使われています。 ディンクス世帯には、それぞれの夫婦の価値観や考え方があり、ライフスタイルも様々です。子供を持たないことを選択した夫婦もいれば、様々な事情により子供を持たない夫婦もいます。大切なことは、周囲の意見に左右されず、自分たちの納得のいく生き方を見つけることです。ディンクスという言葉は、様々な家族のかたちの一つとして、社会に受け入れられるようになってきています。