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不動産投資の借上とは?メリット・デメリット解説

借上方式とは、マンションやアパートなどの貸家をまるごと不動産会社に貸し出す契約のことを指します。建物を所有する方は、入居者を探す手間や家賃を集める手間、建物の管理などを不動産会社に任せることができます。その代わりに、空室があってもなくても、毎月決まった額の家賃を不動産会社から受け取ることができます。これは、建物を所有する方にとって、大きな魅力と言えるでしょう。 借上方式を選ぶ大きな利点は、収入が安定することです。一般的な賃貸経営では、入居者がいない期間は家賃収入が途絶えてしまいます。しかし、借上方式であれば、空室の有無に関わらず、毎月一定の収入を得られるため、安心して経営を続けることができます。また、入居者の募集やクレーム対応、建物の修理といった面倒な管理業務を不動産会社に任せられることも大きなメリットです。所有する方は、時間と労力を他のことに費やすことができます。 特に、不動産経営の経験が少ない方や、遠方に住んでいて建物の管理が難しい方にとっては、借上方式は心強い味方となるでしょう。長期間にわたって安定した経営を続けたいと考えている方にとって、借上方式は有力な選択肢の一つとなります。ただし、借上契約の内容や条件は不動産会社によって異なるため、契約を結ぶ前にしっかりと内容を確認することが大切です。将来的な建物の運用方針やリスクなども考慮に入れ、慎重に検討しましょう。専門家への相談も有効な手段です。